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(令和7年度)市場活性化の取組み
ひるがの高原だいこん講義(大阪青山大学 健康科学部健康栄養学科)
令和7年4月28日、JA全農岐阜大阪市場駐在所照井所長を講師に招き、岐阜県の風土が育むひるがの高原だいこんについての講義を実施しました。講義では、生産者の熱意や努力、自然環境との共生が、どのようにして品質の高い農産物を生み出しているかを学びました。また、生産者や産地の現状と課題についても理解を深め、地域の風土や特色を知ることで、地域の食の魅力を再発見するきっかけとなりました。
京阪百貨店守口店でSDGs食育フェスタ開催 40周年記念で規模拡大
(追手門学院大学、梅花女子大学)
令和7年5月25日、標記フェスタが規模を拡大して実施され、家族連れ等で、終日賑わいを見せました。イベントでは、大学生が地域と連携し社会課題に取り組む場として、追手門学院大学が子どもたちの模擬セリ体験を開催し、梅花女子大学が野菜スタンプでパズルを作る工作ブースを展開。市場の仕組みや食の大切さを楽しく伝えました。また、JA全農とっとりと和歌山県農業協同組合連合会の協力で「らっきょうの漬け方講習会」「梅ジュースの作り方講習会」も開かれ、両産地からの新鮮な青果物の販売も好評を博しました。
参加した親から「子どもが楽しみながら学べる内容。家でも食の話題が増えそう」との声が聞かれ、SDGsの普及と次世代教育の一環として意義あるイベントとなりました。
産地とつながる実践体験!さつまいもの定植を実施しました
(梅花女子大学 食文化学部食文化学科 心理こども学部こども教育学科)
令和7年5月27日、梅花女子大学内の圃場にてさつまいの定植を実施しました。JA大津松茂から講師を招き、苗の植え方や土壌管理のポイントなどを丁寧にご指導いただきました。学生たちは慣れない農作業に戸惑いながらも、協力し合って丁寧に苗を植え、 参加した学生からは「想像以上に大変だったが、農業の苦労とやりがいを実感できた」といった声も聞かれました。今後は、生育の様子を見守りながら、秋の収穫を予定しています。
「八尾えだまめ」魅力発信プロモーション 試食宣伝
令和7年5月29日、八尾市農業啓発推進協議会(JA大阪中河内、JAグリーン大阪、八尾市、大阪府中部農と緑の総合事務所)による「八尾えだまめ」プロモーションが開催されました。協議会野田会長から、八尾市は近畿有数のえだまめの産地。完熟状態で出荷される「八尾えだまめ」の魅力を、市場を通してさらに広く発信してもらいたいと挨拶がありました。当市場からは大果大阪青果(株)間宮常務が挨拶し、一層の販売促進を呼びかけました。また、青果組合西田理事長からは、出荷への期待度が高いと挨拶がありました。
えだまめの美味しさの決め手である「アミノ酸」と「糖分」は、収穫後わずか2日間で半減することから、まさに「鮮度が命」。「八尾えだまめ」は、都市近郊の立地条件を活かし、収穫の翌日には大阪府内のお店に届くため、鮮度が抜群です。ゆでえだまめの試食会では、そのぷりぷりとした食感とたっぷりの甘み、旨味が大好評でした。
今後とも、大阪産農産物の生産と販売を両輪で促進できるよう、産地と市場が連携した取組を行ってまいります。